ワークライフバランスの実現方法|通勤3時間でも映画1200本観た私の時間術

鎌倉移住

ワークライフバランスの実現方法|通勤3時間でも映画1200本観た私の時間術

「ワークライフバランス」——美しい言葉ですが、実現している人はどれだけいるでしょうか。5年前の私は、朝8時出社・夜22時退社、週3回の飲み会、休日出勤月2回という「ワークばかりライフ」生活でした。しかし鎌倉移住と意識改革で、通勤往復3時間という過酷な環境でも、映画1200本鑑賞、週末は趣味三昧の生活を実現。今回は、理想論ではない「リアルなワークライフバランス実現術」をお伝えします。

  1. ワークライフバランスが崩れていた29歳の私
    1. 典型的な「仕事中毒」サラリーマンだった
    2. 転機は友人の一言「お前、老けたな」
    3. 鎌倉移住という「逃避」が全ての始まりだった
  2. 私が実践した「ワークライフバランス実現」5つのステップ
    1. ステップ①:「断る勇気」を手に入れる
    2. ステップ②:「通勤時間」を最高の自分時間に変える
    3. ステップ③:「朝型生活」にシフトする
    4. ステップ④:「週末は聖域」というルールを作る
    5. ステップ⑤:「記録」することでモチベーション維持
  3. 「ワークライフバランス」7つの誤解と真実
    1. 誤解①:残業を減らせば実現できる
    2. 誤解②:転職すれば実現できる
    3. 誤解③:お金がかかる
    4. 誤解④:家族がいると無理
    5. 誤解⑤:完璧なバランスを目指す
    6. 誤解⑥:「ライフ」は趣味だけ
    7. 誤解⑦:会社が変わるのを待つ
  4. ワークライフバランス実現のための具体的タイムテーブル
    1. 【平日】メリハリある1日の過ごし方
    2. 【週末】完全に仕事を忘れる過ごし方
  5. 5年間実践して分かった「ワークライフバランスの本質」
    1. 本質①:バランスではなく「メリハリ」
    2. 本質②:「自分軸」で生きる覚悟
    3. 本質③:「完璧」を目指さない
  6. ワークライフバランスがもたらした3つの変化
    1. 変化①:仕事のパフォーマンスが向上した
    2. 変化②:人間関係が良くなった
    3. 変化③:健康になり、老け込みが止まった
  7. まとめ|ワークライフバランスは「技術」であり「選択」である
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ワークライフバランスが崩れていた29歳の私

典型的な「仕事中毒」サラリーマンだった

2019年2月、29歳の私の1週間はこんな感じでした:

  • 平日:朝7時起床→8時出社→22時退社→23時半帰宅→1時就寝(睡眠6時間)
  • 月・水・金:上司との飲み会(終電ギリギリまで)
  • 土曜:昼まで爆睡→夕方から友人と飲み→深夜帰宅
  • 日曜:二日酔いで昼まで寝る→夕方から憂鬱(サザエさん症候群)

計算すると、週の労働時間は約70時間。自分の時間はほぼゼロ。趣味もなく、健康診断では「要再検査」の文字。30代を目前に、「このままでいいのか?」という不安が頭をよぎりました。

転機は友人の一言「お前、老けたな」

2019年3月のある日、久しぶりに会った大学の友人から「お前、すごい老けたな。大丈夫?」と言われました。その瞬間、鏡を見て愕然——目の下のクマ、白髪、疲れ切った表情。29歳なのに、40代に見えました。

その夜、人生で初めて「ワークライフバランス」について真剣に考えました。でも「転職するほど勇気はない」「収入は減らしたくない」「かといって今のままは無理」——答えは出ませんでした。

鎌倉移住という「逃避」が全ての始まりだった

色々調べた結果、「環境を変えれば何か変わるかも」という安易な考えで鎌倉移住を決断。通勤時間は往復3時間に増えましたが、「飲み会を断る理由ができる」「週末は自然の中で過ごせる」というメリットに賭けました。

今思えば、これは「逃避」でした。でも、この逃避が結果的に人生を変える転機になったのです。人生、計算通りにいかないから面白い。

私が実践した「ワークライフバランス実現」5つのステップ

ステップ①:「断る勇気」を手に入れる

鎌倉移住後、最初に変えたのは「飲み会への参加率」でした。以前は週3回参加していましたが、「明日の通勤が片道1.5時間なので」という完璧な断り文句を手に入れたことで、月1回まで激減。

最初は罪悪感がありました。「付き合いが悪いと思われる」「評価が下がるかも」——でも、実際には何も変わりませんでした。むしろ上司から「お前、最近顔色良いな」と言われる始末(笑)。

気づき:飲み会に参加しなくても、仕事の評価は下がらない。本当に大切なのは、勤務時間中のパフォーマンス。飲み会は「参加しないと損」ではなく「参加すると損(時間・お金・健康)」だったのです。

ステップ②:「通勤時間」を最高の自分時間に変える

往復3時間の通勤——普通なら苦痛です。でも私は、この時間を「誰にも邪魔されない自分時間」として再定義しました。会社でもなく、家でもなく、完全に一人になれる貴重な時間。

ノイズキャンセリングイヤホン(3万円)を購入し、Netflix、Amazon Prime、U-NEXTに加入。江ノ電の車窓を楽しみながら映画を観る——これが私の「移動シアター」スタイルです。5年間で約1,000本の映画を通勤時間に鑑賞しました。

ポイント:「無駄な時間」は存在しない。すべては「使い方次第」。通勤時間を嘆くのではなく、活用する発想が重要です。

ステップ③:「朝型生活」にシフトする

以前は夜型で、深夜1時就寝が普通でした。でも通勤3時間になったことで、朝5時起床・夜22時就寝の生活に強制的に変更。最初の1ヶ月は地獄でしたが、2ヶ月目から体が慣れ始めました。

朝5時半〜6時半の1時間は、完全な自由時間。早朝の海岸散歩、映画レビューの執筆、読書——誰にも邪魔されない至福の時間です。この朝の1時間が、私のワークライフバランスの核になりました。

発見:朝の1時間は、夜の3時間に匹敵する価値。頭が冴えていて、集中力が高く、誘惑も少ない。早起きは本当に三文の徳です。

ステップ④:「週末は聖域」というルールを作る

以前は休日出勤月2回が当たり前でしたが、鎌倉移住後は「週末は絶対に仕事をしない」と決めました。上司から「土曜出社できる?」と聞かれても、「予定があります」と即答。予定がなくても、そう答えます(笑)。

週末は鎌倉の四季を楽しむ散策、映画館でのんびり鑑賞、カフェで読書——完全に仕事を忘れる時間。この「聖域」があるからこそ、平日5日間を全力で働けるのです。

哲学:ワークライフバランスは「50:50」ではなく、「100%働く時間」と「100%休む時間」を明確に分けること。中途半端にダラダラ働くのが最悪です。

ステップ⑤:「記録」することでモチベーション維持

映画鑑賞、散歩、読書——すべてを記録しています。Excelで「観た映画リスト」「散策記録」を管理し、数字が増えることに喜びを感じる。ゲーミフィケーション的な発想です。

5年間で映画1,200本、散策300回、読書180冊——この数字が、私の「ライフ」の充実度を可視化しています。記録があるから続けられる。続けるから楽しくなる。そして人生が豊かになる——良いサイクルです。

「ワークライフバランス」7つの誤解と真実

誤解①:残業を減らせば実現できる

真実:残業が減っても、その時間をスマホでダラダラ過ごせば意味なし。重要なのは「増えた時間を何に使うか」です。私の同僚は定時退社しても、家でYouTubeを見て寝るだけ。時間があっても使わなければ、ワークライフバランスは実現しません。

誤解②:転職すれば実現できる

真実:環境を変えても、自分の行動パターンが変わらなければ同じ。私は転職せず、鎌倉移住と意識改革だけで実現しました。もちろんブラック企業なら転職すべきですが、「転職=解決」ではありません。

誤解③:お金がかかる

真実:私の趣味(映画・散歩)はサブスク月2,000円と交通費のみ。ゴルフや高級レストランのような「お金がかかる趣味」は不要。むしろ、飲み会を減らしたことで月3万円の節約に成功しました。

誤解④:家族がいると無理

真実:独身の私が語るのも変ですが、既婚の同僚は朝5時起床で筋トレ・読書時間を確保しています。「家族がいるから」は言い訳。本気なら、工夫次第で時間は作れます。

誤解⑤:完璧なバランスを目指す

真実:毎日完璧にバランスを取る必要はありません。忙しい週もあれば、余裕のある週もある。月単位、年単位でバランスが取れていればOK。私も繁忙期は映画を観ない週もあります。

誤解⑥:「ライフ」は趣味だけ

真実:睡眠、運動、食事、家族との時間——すべてが「ライフ」です。私は睡眠7時間確保を最優先にしています。趣味に熱中しすぎて睡眠を削るのは、本末転倒です。

誤解⑦:会社が変わるのを待つ

真実:会社の制度が変わるのを待っていたら、一生変わりません。自分から動く——断る、時間を作る、優先順位を変える。ワークライフバランスは「会社が与えるもの」ではなく「自分で作るもの」です。

ワークライフバランス実現のための具体的タイムテーブル

【平日】メリハリある1日の過ごし方

5:00 起床、軽いストレッチ
5:30-6:30 朝活(映画レビュー執筆、読書、散歩)
6:30-7:00 朝食、身支度
7:00-8:30 通勤(電車で映画鑑賞①)
8:30-18:00 仕事(昼休みは外でランチ&散歩)
18:00-19:30 通勤(電車で映画鑑賞②)
19:30-20:00 夕食
20:00-21:30 自由時間(映画続き、読書、ブログ執筆)
21:30-22:00 入浴、翌日準備
22:00 就寝

ポイント:通勤3時間を趣味に充当することで、実質「5時間の自分時間」を確保。飲み会ゼロで、毎日規則正しい生活が可能に。

【週末】完全に仕事を忘れる過ごし方

土曜日:
8:00起床→9:00-12:00 鎌倉散策&ロケ地巡り→13:00ランチ→14:00-17:00映画館で2本鑑賞→18:00夕食→20:00自由時間→22:00就寝

日曜日:
7:00起床→7:30-9:00早朝の海岸散歩→10:00朝食→11:00-14:00映画鑑賞&レビュー執筆→15:00-17:00読書またはカフェでのんびり→18:00夕食→19:00-21:00翌週の準備、映画→22:00就寝

ポイント:仕事のメール・LINEは一切見ない。完全にオフモードにすることで、月曜日から全力で働けるエネルギーをチャージ。

5年間実践して分かった「ワークライフバランスの本質」

本質①:バランスではなく「メリハリ」

「ワークライフバランス」という言葉は誤解を招きます。正確には「ワークライフメリハリ」です。働く時は100%集中、休む時は100%休む——この切り替えこそが真のバランスなのです。

私は仕事中、スマホを見ません(昼休み除く)。プライベートのLINEも返信しません。逆に、休日は仕事のメールを一切開きません。この「完全分離」が、高いパフォーマンスと充実したプライベートを両立させています。

本質②:「自分軸」で生きる覚悟

ワークライフバランス実現には、「他人の期待を裏切る覚悟」が必要です。上司の飲み会を断る、休日出勤を断る、付き合いを減らす——これらは全て「他人の期待」を裏切る行為。

でも、他人の人生を生きていても幸せにはなれません。「自分がどう生きたいか」——この自分軸を持つことが、ワークライフバランスの出発点です。私は29歳でようやくこの覚悟を決めました。

本質③:「完璧」を目指さない

5年間やってきて、完璧にバランスが取れた日なんて一度もありません。忙しい週、映画を観られない月、散歩できない週末——しょっちゅうです。

でも、それでいいのです。完璧を目指すとストレスになり、続きません。「まあ、こんなもんか」という緩さが、長続きの秘訣。ワークライフバランスは、完璧主義者には向かない生き方です(笑)。

ワークライフバランスがもたらした3つの変化

変化①:仕事のパフォーマンスが向上した

意外かもしれませんが、労働時間を減らしたら仕事の成績が上がりました。理由は単純——メリハリがついて、勤務時間中の集中力が3倍になったから。ダラダラ残業していた頃より、定時で帰る今の方が成果を出しています。

2022年の人事考課では、5年ぶりに「優秀」評価。上司から「最近すごいな、何かあった?」と聞かれ、「ワークライフバランスを整えました」と答えたら、不思議そうな顔をされました(笑)。

変化②:人間関係が良くなった

飲み会を減らしたら、むしろ職場の人間関係が改善しました。「たまにしか来ないから貴重」と言われ、参加した時は全力で楽しむ。量より質——これが人間関係にも当てはまりました。

さらに、趣味の映画を通じて新しい友人もできました。SNSで映画レビューを発信したことで、同じ趣味の仲間と繋がれたのです。仕事以外のコミュニティができたことで、人生が何倍も豊かになりました。

変化③:健康になり、老け込みが止まった

規則正しい生活、十分な睡眠、週末の運動(散歩)——これらの積み重ねで、健康診断の数値が劇的に改善。体重は5kg減、血圧・コレステロール値も正常範囲に。友人からは「若返った」と言われます。

ワークライフバランスは、見た目にも影響します。疲れ切った顔より、活き活きした表情——どちらが魅力的かは明白です。

まとめ|ワークライフバランスは「技術」であり「選択」である

5年前、私は「ワークライフバランスなんて理想論だ」と思っていました。でも今は断言できます——実現可能です。特別な才能も、恵まれた環境も不要。必要なのは「やると決める覚悟」と「小さな工夫の積み重ね」だけ。

通勤3時間という過酷な環境でも、映画1,200本を鑑賞し、週末は趣味に没頭する生活を実現できました。環境のせいにせず、今ある条件の中で最善を尽くす——それがワークライフバランスの本質です。

あなたが今、仕事に追われ、自分の時間がないと感じているなら——まず「断る」ことから始めてください。飲み会を1回断る、残業を1時間減らす、休日出勤を断る——小さな「NO」が、大きな変化を生みます。

ワークライフバランスは、会社が与えてくれるものではありません。自分で掴み取るもの。今日から、あなたの「ライフ」を取り戻しましょう。5年後、あなたも私と同じように「人生変わった」と言えるはずです。

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