最終更新日:2025年11月28日
目次
- 湘南のおすすめエリアをどう選ぶ?
- 【第1位】藤沢市|総合バランスNo.1
- 【第2位】茅ヶ崎市|のびのび海辺ライフ
- 【第3位】鎌倉市|文化と歴史の街
- 【第4位】逗子市|静かな高級住宅地
- 【第5位】平塚市|コスパ最強エリア
- 5エリア徹底比較表
- タイプ別おすすめエリア診断
- エリア選びで失敗しないコツ
- まとめ
湘南のおすすめエリアをどう選ぶ?

こんにちは、とっぷ(坂田利夫)です。
「湘南に移住したいけど、どのエリアが一番いいの?」
「自分に合った街はどこ?」
「失敗しない選び方は?」
湘南エリアは広く、各市によって雰囲気・生活環境・家賃相場が大きく異なります。私は鎌倉市に住んで3年、湘南エリア全体を徹底的にリサーチしてきました。
この記事では、本当におすすめできる湘南エリア5選を、ランキング形式で紹介します。
🎯 エリア選びの5つの評価軸
- 生活利便性(買い物、病院、公共施設)
- 通勤アクセス(都心への通いやすさ)
- 住環境(治安、静かさ、自然)
- 家賃コスパ(価格と質のバランス)
- 子育て環境(保育園、学校、公園)
これら5つの軸で、各エリアを徹底評価していきます。

【第1位】藤沢市|総合バランスNo.1
おすすめ度:★★★★★(5.0/5.0)
📍 基本情報
- 人口: 約44万人(湘南エリア最大)
- 主要駅: 藤沢駅、辻堂駅、湘南台駅
- 都心へのアクセス: 藤沢→新宿 約50分(小田急線)
- 家賃相場(2LDK): 12〜15万円
✅ 藤沢市のメリット
- 生活利便性が最高
テラスモール湘南、イトーヨーカドー、商店街充実。何でも揃う。 - 保育園待機児童ゼロ
子育て世帯に優しい。保育園入園で困らない。 - 交通アクセス良好
JR・小田急・江ノ電の3路線。都心・横浜へのアクセス抜群。 - 海・山・街のバランス最高
江ノ島、片瀬海岸、公園充実。自然も街も楽しめる。 - 医療機関充実
藤沢市民病院、小児科多数。安心。
❌ 藤沢市のデメリット
- 週末の江ノ島周辺は観光客で混雑
- 駅前の家賃は高め
- エリアが広く、場所により雰囲気が大きく異なる
🏆 こんな人におすすめ
- 子育て世帯(保育園充実、医療安心)
- 初めての湘南移住(失敗が少ない)
- 生活利便性重視(買い物・病院充実)
- 都心通勤者(アクセス良好)
とっぷの評価:
藤沢市は湘南移住の鉄板エリア。迷ったらここを選べば間違いない。特に辻堂駅周辺は、テラスモール湘南があり、ファミリー層に絶大な人気。
【第2位】茅ヶ崎市|のびのび海辺ライフ
おすすめ度:★★★★☆(4.5/5.0)
📍 基本情報
- 人口: 約24万人
- 主要駅: 茅ヶ崎駅
- 都心へのアクセス: 茅ヶ崎→東京 約55分(JR東海道線)
- 家賃相場(2LDK): 11〜14万円
✅ 茅ヶ崎市のメリット
- サーフィン文化が根付く
サザンビーチ、烏帽子岩。サーファーの聖地。 - のんびりした雰囲気
鎌倉ほど観光地化されておらず、落ち着いた住環境。 - 家賃が手頃
鎌倉・藤沢より1〜2万円安い。コスパ良し。 - 子育て支援充実
子育て支援センター5ヶ所、公園多数。 - サザン好きにはたまらない
サザンオールスターズの聖地。関連スポット多数。
❌ 茅ヶ崎市のデメリット
- 駅から海まで徒歩20分(意外と遠い)
- 大型商業施設は少なめ(イオンのみ)
- 路線はJR東海道線のみ(遅延時の代替ルートなし)
🏆 こんな人におすすめ
- サーファー(海まで近い、サーフィン文化)
- のんびり暮らしたい人(観光地化されていない)
- コスパ重視(家賃が手頃)
- サザンファン(聖地巡礼できる)
とっぷの評価:
茅ヶ崎は湘南ライフを最も体現できるエリア。サーフィン、海辺散歩、のんびりした雰囲気。「ザ・湘南」を求めるなら茅ヶ崎。
【第3位】鎌倉市|文化と歴史の街
おすすめ度:★★★★☆(4.0/5.0)
📍 基本情報
- 人口: 約17万人
- 主要駅: 鎌倉駅、大船駅、北鎌倉駅
- 都心へのアクセス: 鎌倉→渋谷 約55分(湘南新宿ライン)
- 家賃相場(2LDK): 14〜18万円
✅ 鎌倉市のメリット
- 文化・歴史が息づく街
鶴岡八幡宮、大仏、寺社仏閣多数。歴史好きには最高。 - 教育熱心な家庭が多い
中学受験率30〜40%。教育環境良好。 - おしゃれなカフェ・レストラン充実
小町通り、七里ヶ浜など、グルメスポット多数。 - 治安が良い
落ち着いた住民が多く、安心して暮らせる。 - ステータス性が高い
「鎌倉に住んでいる」というブランド価値。
❌ 鎌倉市のデメリット
- 家賃が高い(湘南エリアで最高水準)
- 観光客が多い(特に週末・祝日)
- 道が狭い(車の運転が難しい)
- 保育園激戦区(駅周辺は入園困難)
🏆 こんな人におすすめ
- 歴史・文化好き(寺社仏閣巡りが趣味)
- 教育熱心な家庭(中学受験を検討)
- おしゃれな街が好き(カフェ、雑貨店巡り)
- ステータス重視(ブランド価値を求める)
とっぷの評価:
鎌倉は湘南エリアの中でも特別な存在。歴史・文化・グルメが揃い、生活の質は最高。ただし家賃は高く、観光客との共存は必須。私は鎌倉を選んで大満足。
【第4位】逗子市|静かな高級住宅地
おすすめ度:★★★☆☆(3.5/5.0)
📍 基本情報
- 人口: 約5.7万人(小規模)
- 主要駅: 逗子駅、新逗子駅
- 都心へのアクセス: 逗子→横浜 約35分、東京 約70分
- 家賃相場(2LDK): 13〜17万円
✅ 逗子市のメリット
- 静かで落ち着いた住環境
鎌倉ほど観光地化されていない。静かに暮らせる。 - 高級住宅地
逗子マリーナ、葉山に近く、セレブな雰囲気。 - 海が綺麗
逗子海岸は水質が良く、ファミリー向け。 - コンパクトな街
生活圏がまとまっており、移動が楽。
❌ 逗子市のデメリット
- 商業施設が少ない(大型店なし、鎌倉や藤沢に行く必要)
- 家賃が高い(鎌倉並みの価格)
- 都心へのアクセスがやや不便(70分以上)
- 小規模自治体(公共サービスが限定的)
🏆 こんな人におすすめ
- 静かな環境を求める人(観光客が少ない)
- リモートワーク中心(通勤頻度が低い)
- セレブな雰囲気が好き(高級住宅地志向)
- 鎌倉に近い立地が良い(隣接エリア)
とっぷの評価:
逗子は隠れ家的な高級エリア。鎌倉ほど観光地化されておらず、静かに暮らせる。ただし生活利便性は低め。車必須。
【第5位】平塚市|コスパ最強エリア
おすすめ度:★★★☆☆(3.5/5.0)
📍 基本情報
- 人口: 約26万人
- 主要駅: 平塚駅
- 都心へのアクセス: 平塚→東京 約65分(JR東海道線)
- 家賃相場(2LDK): 9〜13万円
✅ 平塚市のメリット
- 家賃が安い
湘南エリアで最安値級。3LDKでも12〜16万円。 - ららぽーと湘南平塚
大型商業施設が充実。買い物に困らない。 - 保育園待機児童ゼロ
子育て世帯に優しい。 - 西友24時間営業
湘南エリア唯一の24時間スーパー。 - 平塚七夕まつり
日本三大七夕祭りの一つ。地域イベント充実。
❌ 平塚市のデメリット
- 海までやや遠い(駅から海まで自転車15分)
- 「湘南感」が薄い(住宅街が多い)
- 都心へのアクセスがやや不便(65分以上)
- おしゃれなカフェは少なめ
🏆 こんな人におすすめ
- コスパ最優先(広い家に安く住みたい)
- ファミリー世帯(子育て支援充実)
- 車を持っている(移動が楽)
- リモートワーク中心(通勤頻度が低い)
とっぷの評価:
平塚は湘南エリアのコスパ王。家賃が安く、広い家に住める。ただし「湘南らしさ」は控えめ。実用性重視の人向け。
5エリア徹底比較表
5つのエリアを一覧で比較してみましょう。
| 項目 | 藤沢市 | 茅ヶ崎市 | 鎌倉市 | 逗子市 | 平塚市 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合評価 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| 生活利便性 | ◎ | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
| 通勤アクセス | ◎ | ◯ | ◯ | △ | △ |
| 住環境 | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
| 家賃コスパ | ◯ | ◯ | △ | △ | ◎ |
| 子育て環境 | ◎ | ◯ | △ | △ | ◎ |
| 家賃(2LDK) | 12〜15万円 | 11〜14万円 | 14〜18万円 | 13〜17万円 | 9〜13万円 |
| 都心まで | 50分 | 55分 | 55分 | 70分 | 65分 |
| 海までの距離 | 近い | 近い | 近い | 近い | やや遠い |
タイプ別おすすめエリア診断
あなたに合ったエリアを診断してみましょう。
👨👩👧👦 ファミリー世帯
- 第1位:藤沢市(保育園◎、医療◎、商業施設◎)
- 第2位:平塚市(コスパ◎、広い家)
- 第3位:茅ヶ崎市(のびのび子育て)
💼 都心通勤者(週3〜5出社)
- 第1位:藤沢市(アクセス◎、3路線)
- 第2位:鎌倉市(湘南新宿ライン直通)
- 第3位:茅ヶ崎市(東海道線快速停車)
🏄 サーファー・海好き
- 第1位:茅ヶ崎市(サーフィン文化◎)
- 第2位:鎌倉市(七里ヶ浜、材木座海岸)
- 第3位:藤沢市(江ノ島、片瀬海岸)
💰 コスパ重視
- 第1位:平塚市(家賃最安)
- 第2位:茅ヶ崎市(バランス良し)
- 第3位:藤沢市(郊外エリア狙い)
🎨 文化・おしゃれ重視
- 第1位:鎌倉市(カフェ、雑貨、寺社仏閣)
- 第2位:逗子市(セレブな雰囲気)
- 第3位:藤沢市(江ノ島周辺)
💻 リモートワーク中心
- 第1位:逗子市(静か、海近い)
- 第2位:茅ヶ崎市(のんびり環境)
- 第3位:鎌倉市(カフェで作業)
エリア選びで失敗しないコツ
3年間の経験から、エリア選びで失敗しないコツをお伝えします。
✅ 絶対にやるべきこと
- 平日・休日の両方で下見する
平日と休日で雰囲気が全く違う(特に鎌倉・江ノ島)。 - 通勤ルートを実際に体験する
朝7〜8時、夜18〜19時の混雑を体感すべき。 - スーパー・病院の場所を確認
徒歩圏内にあるか、必ずチェック。 - 駅からの距離を歩いてみる
「徒歩15分」は意外と遠い。坂道も要確認。 - 地元の人に話を聞く
公園、カフェで地元の人に質問してみる。
⚠️ 避けるべき失敗パターン
- 「湘南」のイメージだけで決める
→ エリアによって全く雰囲気が違う。必ず下見を。 - 家賃だけで決める
→ 安いエリアは通勤が大変、生活不便なことも。 - 海沿いに絶対住みたいと固執
→ 塩害、湿気、観光客混雑のデメリットも理解を。 - 車なしで郊外に住む
→ 買い物・病院・子どもの送迎が大変。
まとめ

湘南のおすすめエリア5選を、ランキング形式で紹介しました。
おすすめエリアTOP5:
- 藤沢市(★★★★★)総合バランスNo.1
- 茅ヶ崎市(★★★★☆)のびのび海辺ライフ
- 鎌倉市(★★★★☆)文化と歴史の街
- 逗子市(★★★☆☆)静かな高級住宅地
- 平塚市(★★★☆☆)コスパ最強エリア
結論:迷ったら藤沢市を選べ
藤沢市は、生活利便性、通勤アクセス、子育て環境、すべてのバランスが最高です。初めての湘南移住なら、藤沢市(特に辻堂駅周辺)を選べば、まず失敗しません。
ただし、あなたのライフスタイル・優先順位によって、ベストなエリアは変わります。この記事を参考に、ぜひ実際に足を運んで、あなたに合ったエリアを見つけてください。
湘南での新しい生活が、素晴らしいものになることを心から願っています。
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運営者とっぷ(坂田利夫)
2022年5月から湘南エリア(鎌倉市)在住。湘南全域を徹底リサーチし、各エリアの特徴を熟知。

